『忘帰洞』は、まさに見たがままですが、≪忘帰洞の湯に浸かれば家に帰るのを忘れてしまうほどの 名湯≫という意味です。この名前は、大正初期元紀州藩の徳川頼倫公が来遊され「帰るのを忘れるほど」 と賞めて名づけられたものです。頼倫公が賞めた理由は湯の良さはもちろん、忘帰洞が天然の洞窟で あることにもあるでしょう。この天然の洞窟は、熊野灘の荒い風波に侵食されてできた、まさに間口 25m、奥行き50m、高さ15mにも及ぶものです。
 その大洞窟の中の湯に浸りながら望む日の出、洋上の月、足下の磯をかむ荒波など、まさにその名にふさわしい絶景を、ぜひ貴方自身の目でお確かめ下さい。

忘帰洞泉源
湧出地
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町1165番
泉 質
含硫黄-ナトリウム カルシウム-塩化物泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
湧出力
1日125トン
源泉利用形態 放流(かけ流し)
効 能
慢性関節リウマチ、慢性筋肉リウマチ、神経痛、神経炎慢性金属中毒症、心臓弁膜症、糖尿病、慢性婦人病
営業時間 5:00 〜 23:00 (清掃時間 10:00 〜 12:00 )
備 考
・この他、当館内には9本の泉源が有り、館内にひろくご利用いただいております。
・夏至、6月下旬を中心とした2ヵ月間は入浴しながら日の出を見る事が出来ます。